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デビッド・ベッカムにオマージュ! ドルチェ&ガッバーナはアーカイブピースを再構築。【23年SS メンズ速報】

Z世代やセレブたちからのラブコールを受け、1990年代から2000年代の作品を再編集したドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABANNA)。常に前を向いて進んできた2人のデザイナーは今回、過去を振り返り真のファッションとは何かを問いかけた。

ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABANNA)は1985年にメゾンを設立し、1990年に最初のメンズコレクションを発表した。当時は創造の自由、新しさ、大胆な実験によって、ファッションが活況を呈していた時代だった。デザイナーのドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナは、どんな時も激しく前進してきた。そういった背景もあり、これまで2人は過去を振り返ることに抵抗があるようだった。

とはいうものの、彼らの作品アーカイブは膨大で、セレブリティとしての地位も確立している。そのため、このタイミングで彼らが自身のアーカイブに飛び込み、少々の“魂の探求”をすることは、理にかなっているように思われた。特に今、再販ECサイトによってヴィンテージブームが起きており、若い世代は伝統あるラグジュアリーブランドとその歴史に魅了されている。また、ステファノとドメニコの作品を長年愛用してきたセレブリティたちも、レッドカーペットやウエディングのために、アーカイブのユニークなアイテムを求めるようになっている。5月にイタリアのリゾート地ポルトフィーノで行われたコートニー・カーダシアンの結婚式では、新旧のドルチェ&ガッバーナの衣装の饗宴が注目された。これが今回、アーカイブを深く掘り下げるきっかけの一つにもなったようだ。


過去の再訪は「セラピストに会いに行くようなもの」。

90年代後半から2000年代初頭のコレクションを求められたデザイナーたちは、当初は驚きと好奇心を覚えたようだ。しかし、彼らはそれをクリエイティブなチャンスとして捉え、向き合うことにした。自身の過去の仕事を再訪するのは、まるで「セラピストに会いに行くようなもの」とドメニコは振り返り、少し内省的な道のりだったと話した。ステファノは「とても楽しかったし、本当に面白かった」と続けた。彼らは、「知的、誠実、本物であること」を基準に、意義があり、現代にも通用するアイテムをアーカイブから選び出した。「直感的で、思いつきも含まれるプロセスだった」と2人は言う。そして、優れたスタイリングによって、90年代から2000年代の作品が再編集され、現代のスピリットに基づく新しい提案とともにランウェイで発表された。今回披露されたすべてのアイテムには、最初に発表された年とSS2023の文字が記された、専用のIDラベルが貼られるという。


合理的で官能的な美学をZ世代が支持。

ドルチェ&ガッバーナの過去のコレクションのキールックが登場した今回のショーは、クールにアップデートされたデジャヴのようだった。白のリブタンクトップとお揃いのロゴなしのブリーフ、完璧に仕立てられたタキシードに破れたデニム、シシリアの聖画を彷彿とさせるイメージが描かれたTシャツと飾りのついたジャケット、セクシーなブラックレースのシースルーシャツ、細身のストレッチパンツにオーバーサイズのダブルブレストジャケットなど。これらのルックは今見ても新鮮で、今の若い世代が本当に着たいと思うようなスタイルでもある。

「若い世代は、過去のアイテムを知らないのです。遡っても2000年代くらいまででしょう」とデザイナーは語る。ドルチェ&ガッバーナのミニマリズムは、合理的でありながら官能的だ。このコンセプトは魅力的であるだけでなく、ヴィンテージに夢中なZ世代が手に入れたいと思い、実際に身につけられるリアルなアイテムでもあるのだ。「彼らは本物のファッションに飢えているのです。今はロゴがついているだけ、ということも多いですからね」とドメニコは言う。


デビッド・ベッカムのスピリットも鍵に。

アーカイブの再編集と、そこから作り出された新作の一連の流れの中に漂うのは、デビッド・ベッカムのスピリットだ。「当時のベッカムは、ジュエリーやダイヤモンドのイヤリングとヘッドバンドを身につけ、仕立ての良いものとカジュアルなアイテムを組み合わせていました。エリートファッションとサッカーの大衆文化の境界を越えた最初の人物なのです」と2人は語る。コレクションのいくつかのルックは、そんなベッカムへのオマージュだ。「彼はメンズウェアに、本質的にグラマラスであるとはどういうことなのかを示してくれました。彼が現れてから、メンズファッションの議論が変わったのです」とステファノは語る。

この日のショーにベッカムの姿はなかったが、フロントローにはスポーツ界の新しい若手スターが勢揃いしていた。どうやら、ドルチェ&ガッバーナの人気は衰えを知らないようだ。「私たち2人は自分たちのしていることにとても批判的で、すぐに飽きてしまいます。しかし今回は、これまでに達成してきたことを振り返りました。やってきたことが残り続け、歴史にも記されるようになってきたのかと思うと、非常に誇らしい気持ちになります」

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